Windows自動でタブ、ウィンドウを開く

習慣を新たに身に着けるには、環境が大切というのはよく心理学の場面で言われています。
筆者も習慣化は不得意で良く挫折を繰り返していたのですが、最近毎朝のデータ記録を「自動化すること」によって習慣化出来たのでその行い方を備忘録としてメモ。

習慣化におすすめ
Windows, Macでの自動タブ起動

筆者は朝にGoogleスプレッドシートにデータを記入しなくてはならず、定期的に忘れては空欄の目立つ箇所が増え、習慣化に手こずっていたんです。

そこで、習慣化に関する本などを読んでみると「悪い習慣を取ったり、良い習慣を身に付けるには環境が重要だ」という結論が多く、気持ちで何とかなるという問題でもなさそうです。

そこで一歩引いて大抵何が習慣化を身に付けるのにネックとなっているかを考えると下記の流れが見えてきます。

  1. シンプルに記入を忘れている
  2. 1日、2日忘れた後には当分頭から記録のタスクが消える
  3. 数週間ほど忘れた暁にはもうどうでもよくなってしまう

上記挙げた点の流れが、多くの人々の習慣化を妨げているところです。

そのため、まずは1. の忘れるのを防ぎ、2. の記入を忘れたとしてもすぐに再開できるようにするには「自動化」がカギになってきます。

筆者の場合、仕事でもプライベートでも基本的に同じパソコンを使用しています。
そのため、windowsのパソコンを起動した際、自動的にGoogle スプレッドシートを開くシステムを実装出来れば、1. の記入忘れを防ぐことが出きます。

さらに、オフの日などにパソコンを一日中起動せず記入忘れが起きた際でも、次回パソコンを立ち上げた際に自動的にデータ記録のページが開かれれば、記録のタスクが頭から消えるのを防ぐリマインダーとして働いてくれます。

実装方法

実装方法は簡単です。

Windowsの場合:

1、テキストエディタを開きます。

2、以下のコードを書きます。(コピーしてもらって大丈夫です。)

@echo off
start chrome "https://docs.google.com/spreadsheets" //自動的に起動してほしいURLを入れる

3、ファイルを拡張子.bat (Windowsバッチファイル) として保存する。

4、ファイルをスタートアップフォルダに移動。

インターネットエクスプローラーを開いたら、以下の流れでフォルダーを進んでいきます。

PC, OS(C:)→ユーザー名\→*AppData\→Roaming\→Microsoft\→Windows\→Start Menu\→Programs\→Startup

Startup フォルダー内に3で保存したファイルをドロップしたら次回起動時自動的に指定のURLが開かれます。

注意フォルダを進んでいった際、AppDataというフォルダーが表示されない場合があります。
通常、AppDataフォルダーは隠しファルダーとして設定されていますので隠し項目を表示する設定が必要です。

インターネットエクスプローラーから上部にある「表示」タブ内の「表示」へと進み「隠しファイル」をクリックするとAppDataファイルが表示されるようになります。

MacOSの場合:

1、スクリプトエディタを開きます。

2、以下のAppleScriptコードを入力します。

do shell script "open -a 'Google Chrome' 'https://docs.google.com/spreadsheets'"

3、スクリプトを保存します。拡張子は.scptになります。例: OpenGoogleSheet.scpt

4、ファイルを/Users/ユーザー名/Library/LaunchAgents/に保存します。

以上となります。

自動化で習慣化させたい方などは是非使ってみてください。